動画カメラ | 自作の結婚式オープニングムービーに最適なカメラとは
結婚式のオープニングムービを自作するとなった場合、カメラに必要な性能を作りたいムービーから逆算して無駄がなく且つ適切なカメラ選びを一緒に考えましょう!
- ムービーの編集環境から必要最低限の解像度を考える
- 音声あり or 音声なしを考える
- 撮影シーン・ロケーションを考える
ムービーの編集環境から必要最低限の解像度を考える
高性能PCを所持していない場合
HD(1280 x 720)以上で撮影できるカメラを選びましょう!
式場で流すムービーを自作する場合、式場から「DVD-Video規格」という形式での納品を指定される場合がほとんどです。この規格の解像度は(720 x 480)という現代ではかなり低い解像度ですので、先にお伝えしたHD(1280 x 720)が撮影できるカメラであれば十分足りるという事になります。
仮に高解像度である4k(3840 x 2160)対応のカメラを購入したとしても、それに耐えうる編集環境(PC)を所持していなければ、無駄な出費となってしまいます。
とはいえ、式を終えた後に自宅のPCで再生する場合やYouTubeを限定公開にして親族や友人にのみ公開する場合も考えて、Full HDのカメラを購入しFull HDで撮影しておくと良いでしょう。
そうしておく事で、結婚式の時点では式場用の低解像度で編集しておき、後に新しいPCを購入したときにFull HDデータで書き出すといった事が可能となります。
高性能PCを所持している(購入予定がある)場合
Full HD(1920 x 1080)以上で撮影できるカメラを選びましょう!
先述した通り、式場で流すムービーの解像度は(720 x 480)の場合がほとんどですので、式場の上映では高解像度で撮影したメリットを得る事はできません。
しかし、せっかく高性能のPCを持っているのであれば、少なくともFull HD(1920 x 1080)もしくは4k(3840 x 2160)が撮影できるカメラを買っておいても損はしないと思います。
最近の機種であればFull HD(1920 x 1080)で撮影できるカメラがコスパ的にも良いと思います。
また編集にスローモーションを取り入れたい場合は、60fpsを撮影できるカメラを選択しておくとGood!
式場によって渡す際のデータ形式は異なる場合があるので、カメラ購入前に予め確認しておきましょう!
音声あり or 音声なし を考える
音声ありの場合
(ナレーションやアフレコの場合はこの限りではないです。)
具体的にどのような場合かと言いますと、例えばドラマ仕立てのようなムービーを撮影するとします。その場合、撮影しながら音声も同時に収録するという事になるので、マイク性能がすごく重要になります。
基本的にカメラ内臓のマイクは、性能が低いです。
撮影環境によりますが、例えば風切り音などの環境音が入ってしまい、まともな音声が収録できてなかったという事が発生してしまいます。
動画は、音声6割、映像4割の世界です。
これは全く大げさな話ではありません。
もしあなたが撮りたい企画に音声が含まれているのであれば、外部マイク入力端子が付いたカメラを購入し、さらに外部マイクを手に入れましょう。
音声なしの場合
また、音声を入れないムービーの方が編集自体も比較的楽なので、BGMやテロップもしくはアフレコ等を使ってムービーを作成する事をオススメ致します。
特にこだわりが無ければ、音声なしのムービー作成がGood!
撮影シーン・ロケーションを考える
トラッキング(移動)撮影をおこなう場合
手ぶれ補正機構が無いカメラでトラッキング撮影を行うと、撮影者自身は気づきませんが、手ぶれが起こっている場合がほとんどです。
最近はあえて手ぶれ撮影をし、ライブ感や手作り感を演出する動画も見受けられますが、式場で流すムービーは大スクリーンで流す事もあり、なるべく手ぶれは避けるべきです。
手ぶれ補正機構は主に電子手ぶれ補正、光学手ぶれ補正、ハイブリッド補正とありますが、できればハイブリッド補正もしくは光学手ぶれ補正機構を選びましょう。
電子手ぶれ補正は、画像処理で手ぶれ補正をかけるため、カメラの動かし方によっては不自然な手ぶれ補正となってしまう場合があります。
(意図したカメラワークにも拘らず電子手ぶれ補正が効いてしまったりする)
トラッキング撮影をする場合は手ぶれ補正機構が必須!
夜間での撮影をおこなう場合
ISO6400〜12800で撮影可能なカメラがGood!
まとめ
- Full HD(1920 x 1080)以上で撮影可能なこと
- 音声なしのムービー作成する事でカメラ選択肢が広がる
- 三脚など定点での撮影以外をおこなうのであれば手ぶれ補正機構は必須
- 夜間で撮影する場合はISO6400〜12800で撮影可能なこと